gallery hotel KAGUYAの前を通る新町通と高辻通。
私たちは何気なくこの道を歩いていますが、その歴史は千年以上前まで遡ります。
平安京が造営されたとき、都は碁盤の目のように整然と区画されました。
南北に走る道。東西に走る道。
それらが交わることで、人々の暮らしが形づくられていきました。
新町通と高辻通もまた、その長い歴史の中で受け継がれてきた道のひとつです。
かつてこの周辺には貴族たちの邸宅が建ち並び、人々が行き交い、和歌が詠まれ、季節の移ろいが語られていました。
建物の多くは時の流れとともに失われました。
しかし道は残りました。
千年前の人々が歩いた道を、私たちもまた歩いています。
春には花が咲き、夏には涼風が吹き、秋には月を眺め、冬には静寂が訪れる。
その風景は変わり続けながらも、どこかで千年前と繋がっています。
KAGUYAが建つこの場所は、ただ京都の一角ではありません。
平安京の記憶が今も息づく場所なのです。